目標に向かって

歯科衛生学科科長 高阪 利美

超高齢社会を迎えている現代において、オーラルヘルスケアを幅広く求められている歯科衛生士は、歯・口腔の分野において、口腔の機能の維持・増進を促進し、生きる楽しみや健康をサポートすることにより、全身の健康づくりへと発展させることを求められています。さらに、病気になる前の未病対策が必要とされる現代、歯・口腔の予防を専門化とする歯科衛生士は、専門的な知識を持ち異常を見つけ歯科疾患を未然に防ぎ、予防をすることができる職業であり、全てのライフステージにおける人々の、生涯にわたる幸せづくりに貢献する重要な役割を担う国家資格の専門職です。

愛知学院大学短期大学部は、2006年4月に3年制の歯科衛生学科として開設され、2019年3月末までに1,121人の卒業生を送り出し、広く社会で活躍しています。

本学、愛知学院は「行学一体・報恩感謝」を建学の精神としており、「行」とは、患者さんや歯科医療に携わる人々に多くふれ合い、人間的な修練を積み、人を理解することができる歯科衛生士の基礎力を養うことです。さらに、「学」とは、基礎歯科学、臨床歯科学を学ぶことにより歯科医学の基礎を学び、歯科衛生士の業務に密接する歯科衛生専門科目の知識や技術を理論的に学ぶことです。さらに、臨床医療現場を体験することにより知識を深め、技術を積み重ね、さらなる研鑽、努力を継続することにより建学の精神を具現化し、身につくこととなります。

そこで、本学科では各学年の科目を段階的に履修して、個々の学力を養成できるようにカリキュラム編成をしています。修得した知識や技術は併設の歯学部附属病院での臨床実習ならびに他施設での臨地実習において、裏づけられた知識を基に総合的に結び付けながら実践能力を高めてほしいと思います。

近年は歯と口の健康と全身の健康との密接な関係が明らかとなり、歯学だけでなく、医学においても必要な科学に関する基礎知識を身につけることにより、専門的分野である歯科衛生の学習をさらに深く理解することが必要となります。それは、歯科衛生士としての業務基盤となります。

皆さん、愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科で、歯科衛生士となる基礎を学び、技術を習得することにより、社会に活躍できる、人の役に立つ歯科衛生士になるために、多くの仲間をつくり、学生生活を謳歌し、自分のもてる能力を開花させましょう。3年間の学生生活を有意義にするために、まずは自分の健康管理に十分に留意してください。そして、専門化として人に対する思いやりの心を持ち、豊かな人間性と協調性を備え、だれからも信頼される歯科衛生士を目指して下さい。

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