みだしのことについて、株式会社クオキャリアの「クオキャリアPOCKET」にて、本学歯科衛生士リカレント研修センター復職支援・現役研修プログラム受講生による、受講者インタビュー・Q&Aが公開されています。
▼[ブランク・離職中の方必見]無料で学べる! 愛知学院大学短期大学部 歯科衛生士リカレント研修センター復職支援・現役研修プログラム[受講者インタビュー|Q&A]
https://www.webqua.jp/pocket/career/6091/
ぜひご覧ください。
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今回が4回目となるカンボジアへの歯科ボランティア活動(2023年10月19日より4日間)に、歯科医師8名(本学教員1名)、歯科衛生士8名(本学リカレント研修センター教員2名、専攻科学生3名、本学卒業生3名)で伺ってきました。本学は今回が初参加でした。日本のNPO法人「グローブジャングル」の協力を得て法人が設立した小学校2校(生徒数約570名)と孤児院を訪問し、口腔内検診、口腔清掃指導、歯科啓発活動、お絵かきイベントを行いました。
カンボジアの人口は増え続けており、その60%は19歳未満です。ポルポト政権による大虐殺で国家が荒廃、その後の多産と貧困によりストリートチルドレンが増加し、医療教育分野でのインフラ不足が深刻です。子どもたちに、口腔清掃の習慣はなく、小学校検診では、ほとんどの児童が口腔崩壊状態でした。学校の前にはお菓子の屋台があり、いつでもお菓子やジュースを購入可能です。学校の先生がお菓子屋台から賄賂をもらって売り上げに貢献しているという話も聞きました。そのような状況のため、口腔清掃指導だけでなく、根本的な歯科啓発活動の必要性を痛感しました。
《プノンペン空港に到着》
ボランティアに必要な機材と支援物資など合わせて段ボール8箱を運びました。各自のキャリーバックと一緒にカウンター窓口で荷物を預け入れました。中身は歯ブラシ(600本)、手鏡(250個)、紙コップ(500個)、無地うちわ(250枚)、染め出し液、クレヨン、色鉛筆・・・等、業者様より支援いただきました、タオルや歯ブラシなどカンボジアの子供たちは、大変喜んでくれました。
《くっくま孤児院にて歯科検診と口腔内写真撮影》
カンボジアのくっくま孤児院に訪問し、歯科検診、口腔内写真撮影、ブラッシング指導、プレゼントのうちわにお絵かきなどのイベントスケジュールをこなしました。口腔内写真は、一人3枚を撮影。正面かみ合わせを1枚、口を大きく開けて上顎1枚、下顎1枚。子どものお口機嫌によって口の開け方が違いましたが、「いー」とか「あー」とかジェスチャー交えての撮影でした。
《ロボオンカニュ小学校で染出し後のブラッシング》
どの子も真剣に歯磨きしています。初めて見る自分の口や歯を見るかのように、じっと鏡を見る子。教えてもらった歯磨きの仕方を上手でしょう?と言わんばかりに懸命に磨く子。色のついた歯を見て、だ液を垂らしながら一生懸命磨く様子は、日本の子供たち風景と変わりません。万国共通ですね。
《集団指導(プレイトム小学校にて)》
《うちわお絵かき後の子どもたちのいい笑顔(プレイトム小学校にて)》
《孤児院の子どもたちとのお別れの時》
2023(令和5)年10月25日(水)13:40~17:30に、楠元キャンパスの歯学・薬学図書館情報センター棟4階大教室で、本学の特色であるIPE(Interprofessional Education:多職種連携教育)が開催されました。このプログラムは、本学が2018年度から歯科衛生学科3年生向けに実施しており、今回は新たに2年生向けにも展開されました。
この特別なイベントには、本学歯科衛生学科2年生、愛知学院大学薬学部4年生、愛知県立総合看護専門学校2年生の計300名を超える学生が参加し、授業が行われました。この日のテーマは「全人的な視点で患者と家族に寄り添うことができる」で、認知症患者とその家族の物語が取り上げられました。学生たちは歯科衛生、薬学、看護の各職種から構成される小グループとなり、グループワークと全体発表を通して議論と学びを共有しました。
グループワークでは「他の職種の視点を知る」「自職種と他職種の役割を考える」「他職種の役割を知る」「患者とその家族中心の医療とは」を中心に、医療のチームとしての協力や、自身の職種だけでなく、患者とその家族との関わりについてどのように医療人としてサポートできるかについて討論しました。
プログラム終了後のアンケートでは、参加した全学生の9割以上が今回のIPEは有意義だったと評価しました。参加学生の感想文には、「職種によって異なる知識や、考え、どのように患者に接触するのかが違って驚きました。」「患者をケアしたい。楽にしてあげたい。という気持ちはどの職種も同じで、チーム医療として協力し合わないといけないなと思いました。」「自分が知らないことや、他の職種のひとから意見をもらい自分が出来るところを見つけたりできてとても楽しく学べました。」「歯科衛生士になったときに、多職種の人たちとよりよい連携をとるために、引き出しをたくさん用意していく事が大切だと感じました。」といった感想が寄せられ、将来の医療人としてのスキルと視野を広げ、チーム医療への貢献へつながる学びがありました。
来年度(2024年度)には、愛知学院大学健康科学部健康栄養学科の学生も加わり、さらに1年生向けのIPEプログラムも新たに開始予定で、本学のIPEプログラムが益々充実することが期待されます。
2023年10月19日(木)13時~16時に、楠元キャンパス短期大学部棟201教室において、歯科衛生学科3年生を対象とした、「第2回就職ガイダンス」を開催しました。
ガイダンスでは、歯科衛生士として各分野(一般歯科、病院歯科、愛知学院大学附属病院、本学専攻科)で活躍する卒業生を講師として招き、3年生に向けて就職活動の体験談ならびに、専攻科への進学についてお話しいただきました。
また、ガイダンス終了後には卒業生による個別相談会を実施し、就職活動や進学の不安や悩みを相談しました。
教務主任 渥美 信子先生によるごあいさつ
芳賀 麗華さん(2022年度歯科衛生学科卒業)
医療法人 ほのくに よしがたファミリー歯科クリニック 所属
伊西口 初音さん(2022年度専攻科卒業)
藤田医科大学病院 所属
長谷川 里奈さん(2022年度歯科衛生学科卒業)
愛知学院大学歯学部附属病院 所属
酒井 愛知学院大学短期大学部 専攻科 在学
【個別相談会の様子】
【参加した3年生のコメント】
・一般歯科や病院歯科など、それぞれのメリットを知ることができました。
・実際に現場で働いている方の声を直接聞くことができて、とても有意義な時間でした。
・面接などの対策を直接聞くことができて参考になりました。
2023年10月1日(日)に開催する秋のオープンキャンパスの予約を開始しました。 完全予約制になりますので、参加希望の方はお早めにご予約ください。 (※同伴者は1名までとなります。)
受験生のみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
【オープンキャンパスサイト】 秋のオープンキャンパス2023 – イベント – 愛知学院大学 入試情報サイト STARTLINE (agu.ac.jp)
【参加予約はこちらから↓】 愛知学院大学 秋のオープンキャンパス 新規申込ページ (ocans.jp)
2023年7月6日(木)稲垣幸司教授のインタビュー記事「たばこ臭い人の息、実は「歯周病」のせいかも…歯科医が禁煙支援する日が来る?」がDIAMOND onlineで紹介されました。