夢をかなえる

歯科衛生学科長 犬飼 順子

愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科は2006年4月に歯科衛生士養成校として東海地区では初めての3年制短期大学として開設されました。それまでの38年間に及ぶ専門学校としての歴史と実績を生かし、さらなる学問としての学びを重視することで、専門的な知識に加え深く豊かな人間性・教養・品位を兼ね備えた歯科衛生士を目指しています。

また、愛知学院は「行学一体・報恩感謝」を建学の精神としています。「行」とは家族や友人だけでなく患者さんや歯科医療に携わる様々な職種の人々に多くふれあい、思いやり、修練を積み、歯科衛生士の人間としての基礎力を養うことです。さらに「学」とは歯科衛生学の基礎から臨床まで科学的な真理を追究し知識を磨くことです。皆さんも、一体となっている「行」と「学」から得られる人間性と知性を磨き、さらには学生生活の中で広がる仲間や周囲の人々と共に多くの時間を共有することで、受けた恩に報い感謝する心を育み、医療人としての「報恩感謝」の精神を身につけましょう。本学科のカリキュラムは各学年の科目を段階的に履修することで少しずつ歯科衛生士としてのプロフェッショナリズムと知識・技術を身につけていくことができるように編成されています。3年間、1歩ずつ確実に、努力を惜しまず誠実にその歩みを進めてください。

歯科衛生士は口腔を通して人々の健康の保持増進を図るための保健と医療を担当する専門家です。現在のわが国は超高齢社会を迎え、さらには生命をも脅かす感染症の流行で人々の健康への意識と価値観が高まっています。そして口腔の健康と全身の健康に関する様々な研究から生活習慣病も感染症も口腔が関連していることが明らかになってきています。このような背景から、口腔の健康を司る歯科衛生士の社会における活躍の場が広がっています。本学から2021年3月までに輩出した1327名の卒業生も、皆さんの先輩歯科衛生士として歯科診療所、病院、保健所、市町村保健センター、大学、学校といった様々な場面において学んだ力を発揮しています。また、本学は2010年4月に専攻科(口腔保健学)を設置して、より高度で幅広い知識や技術の習得と4年制大学卒と同等の“学士”の学位取得を目指しています。こうして専攻科を卒業すると、さらに研究者としての大学院への進学の道も開かれます。これから歯科衛生士を目指す皆さんは、学生生活の中で歯科衛生士の多様性と将来性を知り、国家資格の取得をベースラインにして、どのような歯科衛生士になりたいのかに思いをはせていきましょう。本学が皆さんの夢をかなえる自己実現のための学び舎となることを願っています。

ページの先頭へ