開講年度2019
科目名人体の分子的基盤
科目ナンバーF111-694-12
開講学年1年
担当教員橋本 洋子
実務経験教員
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
単位数1
授業形態講義


授業目標
生体構成分子の構造や機能および生体内で起きている化学反応などを理解することを通して、歯科衛生士になるために必要な基礎知識を学ぶ。
到達目標
1. 生体がどんな元素・分子で構成されているかを説明できるようになる。
2. 生体構成分子についてその構造・役割などを説明できるようになる。
3. 生体内で起きている化学反応について説明できるようになる。
4. 生体における恒常性の維持について説明できるようになる。
5. 遺伝子の構造やタンパク質合成について説明できるようになる。
(6. 生体内で起きているエネルギー代謝について説明できるようになる「歯と口腔の分子的基盤」。)
授業の概要
および助言・
注意事項
 超高齢化社会を健康に生き抜く為にはう蝕のない健康な歯を保持することが必要不可欠である。人々の歯を健康に保つことは歯科衛生士の役割の1つであり、その役割を全うするためには歯と口腔に関する専門知識が必要となる。本講義では、それら専門知識を習得するために必要な基礎知識ー i) 生体構成分子の構造・機能、ii) 生体内で起きている化学反応ーについて学びつつ、健康な身体を作り維持するための基礎をも学ぶ。「歯と口腔の分子的基盤」の1〜3回の講義では、本講義の続きを行いエネルギー代謝について学ぶ。それらを通して、歯科衛生士になるために必要な基礎知識を習得する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業計画
回数授業計画到達目標・予習(分)・復習(分)・キーワード担当
1オリエンテーション
(人体の分子的基盤とは)
生体の構成要素Ⅰ(生体元素・生体分子)
生体を構成している元素・分子について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・四大生体元素、四大生体分子橋本洋子
2生体の構成要素 Ⅱ(細胞・水)細胞と水の役割について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・細胞、水橋本洋子
3生体の構成要素 Ⅲ(糖質)糖質の種類・構造および糖質の生体内での役割について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・グルコース、単糖類、二糖類、多糖類橋本洋子
4生体の構成要素 Ⅳ(脂質)脂質の種類・構造および糖質の生体内での役割について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、必須脂肪酸橋本洋子
5生体の構成要素 Ⅴ(タンパク質)タンパク質の種類・構造およびタンパク質の生体内での役割について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・アミノ酸、必須アミノ酸、橋本洋子
6核酸の構造とタンパク質合成核酸の構造とタンパク質の合成について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)・セントラルドグマ橋本洋子
7生体における化学反応酸、塩基について、また酵素の種類や機能について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・酸、塩基、酵素、補酵素橋本洋子
8生体における恒常性の維持血糖値の調節機構やホルモンの役割について説明できるようになる・講義中に配布した資料の復習(30分)・血糖値、インスリン、アドレナリン、グルカゴン、ホルモン橋本洋子
成績評価方法
レポート点8点(各回1点)、定期試験92点の計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
教科書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する』
参考書
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能2 栄養と代謝』高橋信博ほか医歯薬出版3780978-4-263-42819-1
オフィスアワー
連絡先
疑問に思う事、理解できない事は、どんな事でも質問して早めに解決するようにして下さい。
質問は講義時間内またはその前後や、歯学部生化学講座内で受け付けます。
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ファイル
更新日付2019/01/31 09:40:28