近年の人々は “疾病の予防”を重視して、今よりもさらなる健康をめざすようになってきました。また口腔の健康は全身の健康と関連することも分かってきています。そのため口腔の健康を保持増進させることのできる専門職、“歯科衛生士”の社会的ニーズとその価値が非常に強く求められています。愛知学院大学短期大学部「歯科衛生士リカレント研修センター」は、愛知県を中心とした中部地方の歯科衛生士を主な対象として、現場から離れている、または臨床経験が少なく自信が持てないといった方々の実践的な知識や技術を高め、社会で生き生きと活躍できる歯科衛生士を養成するための社会人教育施設として設置いたしました。歯科衛生士教育の歴史と実績のある愛知学院大学短期大学部では魅力的でプロフェッショナルな「復職支援・現役研修プログラム」をご用意しています。皆さんの培ってきた知識と技術をベースとして、さらに実践的な技術を向上させるとともに、歯科医療現場に長く従事することができる歯科衛生士の研修を行います。
本学では歯科衛生士リカレント研修センターの活動を通じ、「持続可能な開発目標(SDGs)」が目指す社会の実現のため、次のことに取り組みます。
![]() |
受講を希望される方は「申し込み予約フォーム(受付終了)」からお申し込みください。 |
---|---|
![]() |
申し込み予約フォームを送信後、登録されたメールアドレスに「予約受付完了メール」が返信されます。 |
![]() |
2020年11月12日(木)より歯科衛生士リカレント研修センターで、開講式および研修説明会と面談(1人10分程度)を行います。 |
![]() |
面談結果より、受講可能な日程および学びたい内容に沿ったプログラムを作成しお知らせします。 |
![]() |
研修プログラム受講開始 |
![]() |
研修終了後、必要な研修課程を受講した方に修了証を授与します。 |
基本プログラムは、歯科衛生士の基本的理論を学ぶプログラムです。現代歯科医療についての動向と、歯科診療における歯科衛生士の保険医療にかかわる項目についても学びます。キャリアの築き方を通して、生涯学ぶ姿勢を構築することを目的としてコースを設定しています。
(1)歯科衛生士としての基本姿勢
(2)感染対策・医療安全
(3)現代歯科保健医療の動向・保険診療と診療報酬
(4)全身疾患と歯科治療
(5)歯科衛生過程
選択プログラムは、歯科衛生士として必要な技術を習得するためのコースです。愛知学院大学短期大学部の実習施設の特性や充実した器材を生かして行います。基本技術はもちろん明日から役立つ応用力も身につく4コースがあります。また口腔ケア・シミュレーション研修では、愛知県歯科医師会、歯科衛生士会ともタイアップしたプログラムがあり、よりフィールドに近い研修内容が受講できます。
(1)口腔衛生管理コース
(2)口腔機能管理コース
(3)咀嚼・言語支援コース
(4)災害歯科保健活動コース
※新型コロナウイルス感染症等の影響により、コースによっては開講できない場合があります。
オプションプログラムは、愛知学院大学歯学部附属病院の各専門診療科の中から、研修生が希望する診療科において主に見学研修を行います。
愛知学院大学歯学部附属病院は、臨床歯科医学の教育機関であると共に、高度な歯科医療の研究開発と、それを実施することのできる医療機関として、歯科医療の中心的役割を果たしています。
(1)歯科保存科・審美歯科
(2)歯内治療科・顕微鏡外来
(3)歯周病科・口臭治療科
(4)歯科補綴科
(5)口腔インプラント科
(6)小児歯科・障害者歯科
(7)口腔外科
(8)放射線画像診断科
(9)麻酔科
※オプションプログラムについては研修生のみなさんのご希望とご都合をお聞きしながら研修先と日程を調整します。
当ホームページ内の「申し込み予約フォーム(受付終了)」からお申し込みください。
「申し込み予約フォーム(受付終了)」から予約 → 「予約受付完了メール」を受信
→ メールを受信した日から1週間以内に提出書類を郵送(プログラム募集要項10・11を参照)
定員30名です。(プログラム募集要項5を参照)
また、復職希望の方や新人歯科衛生士の方など、それぞれご自身の目標に沿ったプログラムを受講することができますので、ご相談ください。
2020年度の第1期生研修は、無料です。(次年度研修受講料は未定)
また、実習に必要なユニフォームは貸与、その他の消耗品は支給します。
※ ただし、保険代、抗体検査費など一部自己負担のものがあります。(プログラム募集要項8・14・15を参照)
研修開始から1か月間のうちに必修の基本プログラムを実施し、基本プログラムを受講しながら、選択プログラムの希望確認を行います。全ての研修プログラムは最大3か月間で修了します。
2020年度第1期研修プログラムは、2020年12月3日(木)から2021年3月7日(日)までの予定です。期間内に8~10日ご都合の良い日を選んで受講していただきます。
基本プログラム(必修)は、「歯科衛生士としての基本姿勢」「全身疾患と歯科治療」「現代歯科医療の動向・保険診療と診療報酬」「歯科衛生過程」と、選択プログラムで口腔保健コースを選択した方は「口腔保健管理」を、口腔ケア・口腔機能リハビリテーションコースの方は、「口腔機能リハビリテーション」「周術期口腔ケア」の講義があります。
選択プログラム(必修)は、今年度は、「口腔衛生管理コース」と「口腔機能管理コース」があり、ご希望に合わせてコースを選択できます。
オプションプログラム(希望者のみ)は、約2か月の期間内に22日の見学候補日を設けています。愛知学院大学歯学部附属病院「口腔衛生科」の口腔保健管理の診療(必須)と診療科及び愛知県がんセンター、訪問診療の中から希望するコースを選択し日程を組んで研修します。
本研修では受講中の予期せぬ事故やトラブルに備え歯科衛生士賠償責任保険等への加入(任意)と、医療関連感染防止のため抗体保有及びワクチン接種の証明の提出をお願いしています。
研修参加に先立ちご自身で保険への加入及び血液検査を行ってください。(プログラム募集要項14・15を参照)
また事前の手続きに不安のある方は2020 年11 月12 日(木)の研修説明会で詳しいご説明とご案内をします。
【検査項目】麻疹、風疹、水痘、ムンプス、B 型肝炎
そのほか、解りにくいことやご不安なことがございましたら「相談フォーム」よりお問い合わせください。
本センターのスタッフが皆さんの復職に関するご相談に応じるとともに、地域の歯科衛生士会や歯科医師会とも連携し、適切な就職先の確保をサポートします。
その他、ご不明な点がございましたら、「相談フォーム」からお気軽にセンターにご質問、ご相談ください。
愛知学院大学短期大学部
歯科衛生士リカレント研修センター
〒464-8650 名古屋市千種区楠元町1-100
歯科衛生士リカレント研修センター事務室
TEL:052-751-2561(代)