自己点検・評価
愛知学院大学短期大学部は、 令和6 年度(財)短期 大学基準協会による第三者評価の結果、「適格」と認定されました。
学校教育法の一部改正により、平成16年度から大学並びに短期大学は7年間に一度、文部科学大臣の認証を受けた認証評価機関による評価(認証評価)を受けることが義務づけられました。
本学は一般財団法人大学・短期大学基準協会が定める短期大学評価基準を充たしていることから、令和7年3月14日付で「適格」と認定されましたが、評価項目として、建学の精神と教育の効果、教育課程と学生支援、教育資源と財的資源、リーダーシップとガバナンス、さらに学生及び卒業生による授業評価や満足度調査など、キャンパス内のすべてが取り上げられました。
「特に優れている」と評価を受けたのは以下の4つの領域に関する8点でした。「評価結果」より抜粋して示します。
優れていると判断される事項
【基準Ⅰ 建学の精神と教育の効果】
[テーマ 基準Ⅰ-A 建学の精神]
○建学の精神の周知徹底が図られている。建学の精神はホームページを通じて学内外に広く周知しているだけでなく、受験生には入試広報用の「大学案内」、学生に対しては「学生ガイド」への掲載のほかに、年間に行われる学校行事の度に周知、公表を図り、短期大学部の理念・目的の理解向上に努めている。
[テーマ 基準Ⅰ-B 教育の効果]
○短期大学部、学科、専攻科それぞれにアドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーの三つの方針が示され、それらを一体的に策定している。加えて、カリキュラムマップとカリキュラムツリーを作成し、学位授与の方針に掲げた目標を達成すべく、教育課程編成・実施の方針と連動した能力や知識の内容を併記している。
[テーマ 基準Ⅰ-C 内部質保証]
○自己点検・評価活動に全教職員が関与しており、自己点検・自己評価委員会が主となり、教学改革推進委員会、教学委員会、IR・キャリアサポート委員会及びFD委員会等とも有機的に連携、合同し、自己点検・評価活動を行っている。
【基準Ⅱ 教育課程と学生支援】
[テーマ 基準Ⅱ-B 学生支援]
○学習支援体制として、学年担任・副担任制を採用していることに加え、1年次と2年次では少人数の学生に対する専任教員によるチューター制の導入、科目により個別指導教員の配置、さらには歯科衛生士国家試験に対する個別学習支援体制が整備されており、学生の学習状況に応じた的確な支援体制が整えられている。
○クラブ活動を中心に、以前より継続して実施されている海外ボランティア活動については、評価校からの訪問活動に留まらず、当該国からの評価校への訪問が実施される等、双方は、評価校からの訪問活動に留まらず、当該国からの評価校への訪問が実施される等、双方向性の活動にも繋がっており、活動内容については参加学生の資質向性の活動にも繋がっており、活動内容については参加学生の資質評価に際して一定の成評価に際して一定の成果をあげられている。
【基準Ⅲ 教育資源と財的資源】
[テーマ 基準Ⅲ-B 物的資源]
〇短期大学部が所在する楠元キャンパスには、歯学部・薬学部の校舎・施設設備が併設され、学生ホール・食堂・マグネットラウンジ・図書館情報センター・体育館・運動場等を他学部と共有しており、短期大学設置基準をはるかに超えた利便性を有している。
【基準Ⅳ リーダーシップとガバナンス】
[テーマ 基準Ⅳ-A 理事長のリーダーシップ]
〇学内理事会(理事7名)が毎週開催され、日常的な起案案件を審議するとともに、様々な情報収集、意見交換を行い重要事項については、理事会・評議員会に上程し、協議決定している。このように理事長のリーダーシップのもと、理事会は短期大学部を含む法人の管理運営を熟知し、将来構想を考え経営の安定化を図っている。
[テーマ 基準Ⅳ-C ガバナンス]
〇監事は、法人の業務、財産の状況及び理事の業務執行の状況について適宜監査し、定例理事会、評議員会に出席し意見を述べ、審議決定事項を確認している。さらに、法人の内部監査室と意見交換を行い、理事会終了後、事務担当者より業務若しくは財産の状況、理事の業務執行状況や教学に関して説明を受け、監査を行っている。
本学は今後も更なる教育の充実に向けて全力で取り組んでまいります。
※評価結果の詳細については一般財団法人大学・短期大学基準協会のWebサイトに掲載されています。
令和6年度評価結果|一般財団法人大学・短期大学基準協会