2019年11月20(金)、医療系の学部学科が複数設置されている本学の特色を活かした多職種連携教育(IPE:Interprofessional Education)として合同講義を行いました。
薬学部医療薬学科・歯学部歯学科・短期大学部歯科衛生学科・歯科技工専門学校の学生346名が参加し、グループに分かれ、議題の討論や発表を行いました。
医療現場において、それぞれの専門を生かしたチームワークが大切になっています。専門職としての能力以外に、基本的なコミュニケーション能力や専門性や個性が異なる相手に有効にアプローチする能力、連携のリーダーシップをとる能力など、必要とされる能力は様々です。今回は、患者シナリオに沿って、自職種及び多職種の役割を理解し、それぞれの専門性を高めるだけでなく、チーム医療の重要性を学びました。
参加した学生からは「他の学部の人が自分と違う視点でものを見てておもしろかった」「他学科との意見交換など貴重な経験ができた。」「多職種連携がいかに患者さんのQOLを向上させる近道になるかを実感した」などの意見が挙げられ、充実した講義となりました。