学部紹介

専攻科 
【口腔保健学専攻 、 1年制】

学士学位の取得

専攻科とは

専攻科で、歯科衛生士のその先へ

  • 歯科衛生士免許取得後、さらに高度な知識・技術・研究力を身につけたい学生のための1年制専です。
    本専攻科では、愛知学院大学歯学部附属病院や外部施設での専門実習、多職種連携教育(IPE)、研究活動などを通して、科学的探究心と問題解決能力、生涯学習能力、自己決定能力を兼ね備えた歯科衛生士を育成します。
    さらに、学位授与機構への申請により、4年制大学卒業者と同じ学士(口腔保健学)の取得を目指すことができます。

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専攻科の3つの魅力

  • 01 高度な臨床実践力を
    身につける
    大学病院での専門診療科実習を通して、多様な患者さんの口腔健康管理を学びます。
    さらに、口腔外科や嚥下外来での実習、地域や高齢者を対象とした学外実習にも取り組み、幅広い臨床経験を積みながら高度な歯科衛生士を目指します。
  • 02 研究活動と学会発表
    に挑戦できる
    専攻科生全員が研究テーマを設定し、指導教員のサポートを受けながら専攻研究に取り組みます。
    研究成果は論文としてまとめるだけでなく、学内発表会を行うとともに、卒業後は口腔保健総合研究所に所属して学会発表へとつなげていきます。
  • 03 多職種と協働できる力
    を育てる
    医師、看護師、薬剤師を目指す学生と共に学ぶ多職種連携教育(IPE:アイピーイー)を実施しています。
    模擬患者を用いたグループワークを通して、チーム医療における歯科衛生士の役割を深く理解します。

専攻科での学び

専攻科では、大学病院での臨床実習、地域や専門機関での学外実習、高度な専門知識を学ぶ講義・演習・実習、そして研究活動を通して、臨床力・専門知識・研究力を兼ね備えた歯科衛生士を育成します。

1. 大学病院で学ぶ

  • 専攻科では、愛知学院大学歯学部附属病院において、患者さんを継続して担当しながら口腔健康管理を実践します。年間通して実習を行うことで、歯科衛生士として必要な高度な臨床実践力を身につけます。
    さらに、口腔外科や嚥下外来など大学病院ならではの専門診療科での実習を通して、多職種と連携しながら患者さんを支える医療について学び、幅広い視野と専門性を身につけます。

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2. 地域で学ぶ

  • 専攻科では、小学校や幼稚園、市町村保健センター、社会福祉協議会、国立長寿医療研究センターなどで専門臨地実習を行います。
    子どもから高齢者まで幅広い年代の人々と関わりながら、口腔健康管理や多職種連携を実践的に学びます。大学病院や授業・実習での学びと地域での実践を結び付けることで、地域社会に貢献できる歯科衛生士を目指します。

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3. 講義・演習・実習で学ぶ

専攻科では臨床だけでなく、高度な専門知識を学ぶ講義や演習・実習も充実しています。
講義や演習・実習で得た知識を臨床で活用し、臨床で得た経験を講義や演習・実習で振り返ることで、理論と実践を結び付けた学びを実現しています。

主な講義・演習

  • 医療安全と歯科衛生
    浸潤麻酔、医療安全、BLS(一次救命処置)などを学びます。
  • IPE(多職種連携教育)
    医師、看護師、薬剤師を目指す学生とともに多職種連携を学びます。
  • ヘルスデータサイエンス
    文献検索、疫学、統計解析など研究の基礎を学びます。
  • 基礎歯科衛生学
    講義に加え、実験やグループディスカッション、発表を通じて歯科衛生実践につながる基礎を学びます。

4. 研究で学ぶ

専攻研究は、
専攻科最大の特色の一つです。
  • 学生一人ひとりが研究課題を設定し、文献検索から研究計画の立案、データ収集、統計解析、論文作成までを経験します。研究活動を通して、課題を発見し、自ら考え、科学的根拠に基づいて解決する力を養います。
    研究テーマは、口腔保健、予防歯科、高齢者歯科、地域保健、歯科衛生教育、多職種連携教育(IPE)、診療補助に関する研究、細胞や薬品などを用いた基礎研究など多岐にわたり、それぞれの興味や将来のキャリアにつながるテーマに取り組みます。

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研究成果を学会発表や論文投稿で
発信します。
  • 完成した研究は学内での論文発表会やポスター発表会を経て、日本歯科衛生学会などの学術集会で発表することを目標としています。全国の研究者や歯科衛生士との交流を通して、研究成果を広く発信する貴重な経験を積むことができます。
    さらに、希望者は指導教員のサポートを受けながら、研究成果を学術雑誌へ投稿することもできます。専攻科での学びを一過性の経験で終わらせることなく、歯科衛生学の発展に貢献する研究活動へとつなげていきます。
    「研究を行う」「発表する」「論文として残す」までを経験できることは、本専攻科の大きな特色です。 教員が丁寧にサポートしながら、臨床と研究の両面で活躍できる歯科衛生士を育成します。

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専攻科生の研究テーマ(一部)
  • 多職種連携教育の歯科衛生士をめざす学生に対する学習効果に関する研究

  • マクロファージ様細胞株RAW264.7への三次元クリノスタツトによる微小重力の影響

  • 浸漬洗浄剤の成分による蛋白除去効果の比較検討

  • 短期大学生における口腔機能の評価と自覚症状に関する研究

  • カンボジア児童の口腔疾患の現状 2025年3月時の歯科健診結果から

  • 重力と骨芽細胞時計遺伝子について

  • 歯科衛生士をめざす学生の加熱式タバコを含む喫煙実態,コチニン指標の受動喫煙曝露および口腔内所見に関する研究

  • 歯科衛生学生のSNS利用と口腔の審美意識・口腔保健行動に関する検討

  • 歯科衛生学科学生の高濃度カフェイン含有清涼飲料水の摂取状況とストレスや生活習慣との関連

  • 歯ブラシ刷掃における荷重と歯磨剤によるCAD/CAM冠用レジンヘの影響

一人ひとりを支える
学生サポート体制

少人数教育を特色とする専攻科では、学生一人ひとりが安心して学修できるよう、きめ細かなサポート体制を整えています。
教員による担任・副担任・チューターを配置し、学修面だけでなく、事務職員とともに学生生活や進路に関する相談にも対応しています。

研究指導教員による研究サポート
  • 専攻研究では、学生ごとに研究指導教員がつきます。

  • 研究テーマの設定から学会発表まで丁寧に指導を行います。

  • 研究活動が初めてでも安心して取り組むことができます。

人を支え、伝える力を育てる

後輩指導を通して成長する

専攻科生は、歯科衛生学科2年生とコラボして、小学校での実習の準備や口腔内写真撮影を実施する機会があります。また、歯科衛生学科3年生の国家試験対策を支援するStudent Helper(SH)として活動する機会があります。
後輩への学習支援を通して、自らの知識を整理し、より深い理解につなげるとともに、コミュニケーション能力や指導力を身につけます。
また、専攻科の代表学生は、歯科衛生学科2年生・3年生を対象とした専攻科紹介を担当しています。自身の経験や学びを後輩に伝えることで、プレゼンテーション能力や説明力を高めています。

オープンキャンパスで
高校生をサポート

専攻科生は、本学のオープンキャンパスで高校生や保護者を対象とした個別相談を担当する機会があります。
専攻科には、本学歯科衛生学科の卒業生だけでなく、他大学や短期大学、専門学校など、さまざまな養成機関の卒業生が在籍しています。そのため、それぞれの経験を活かしながら、進学や学生生活に関する質問に応じています。
自らの学びや経験を分かりやすく伝えることは、知識の整理や振り返りにつながるだけでなく、歯科衛生士に求められる説明力やコミュニケーション能力を高める貴重な機会となっています。
また、高校生や保護者との交流を通して、歯科衛生士という職業の魅力を改めて見つめ直し、自身の成長や将来のキャリアについて考える機会にもなっています。

グローバルな視野を広げる

専攻科では、希望者を対象に海外研修科目「アドバンス・グローバル歯科衛生」を開講しています。
本研修では、カナダ・バンクーバーを訪問し、日本とは異なる歯科医療や歯科衛生士の働き方について学びます。
現地で活躍する歯科衛生士や歯科医師による講演、歯科クリニックや歯科衛生士養成機関の見学を通して、世界の歯科医療に触れながら、歯科衛生士としての視野を広げます。
さらに、現地で歯科衛生士を目指す学生との交流では、学生生活や趣味、将来の夢などについて語り合い、新しい友人との出会いや国際交流を楽しむことができます。

研修内容(例)
  • カナダの歯科医療制度について学ぶ 

  • 歯科クリニックの見学 

  • 現地で活躍する歯科衛生士との交流 

  • 現地の歯科衛生士を目指す学生との
    グループワーク 

  • バンクーバー市内での文化・生活体験

海外の歯科医療や現地の学生との交流を通して、これまでとは異なる価値観や考え方に触れ、
自身の将来について考える貴重な機会となっています。

専攻科1年間の学び

  • 3月 準備

    大学病院臨床実習引き継ぎ

  • 4月~5月 春学期・研究スタート

    ●オリエンテーション
    ●歯科衛生実践演習
    ●大学病院での専門診療科実習開始
    ●講義・演習・実習
    ●専攻研究開始 ・研究テーマ決定
    ・文献検索
    ・研究計画立案
    ・倫理委員会申請

  • 5月~7月 専門的な実習と研究

    ●講義・演習・実習
    ●大学病院での専門診療科実習
    ●専門臨地実習 ・小学校
    ・幼稚園
    ・市町村保健センター
    ・社会福祉協議会
    ●専攻研究 ・データ収集
    ・解析
    ●症例検討会
    ●オープンキャンパスの個別相談

  • 7月~8月 研究成果のまとめ

    ●講義・演習・実習
    ●大学病院での専門診療科実習
    ●専攻研究論文作成
    ●学位授与申請準備
    ●専門臨地実習 ・国立長寿医療研究センター ●オープンキャンパスの個別相談

  • 9月 秋学期スタート

    ●講義・演習・実習
    ●大学病院での専門診療科実習
    ●学位論文提出
    ●学位授与機構申請
    ●アドバンス・グローバル歯科衛生
     (カナダ・バンクーバー海外研修)(希望者)

  • 10月~12月 高度専門教育

    ●講義・演習・実習
    ●大学病院での専門診療科実習
    ●IPE(多職種連携教育) ・医師
    ・看護師
    ・薬剤師
    ・歯科衛生士との4職種合同授業
    ●医療安全と歯科衛生 ・浸潤麻酔実習 ●公開講演会
    ●論文発表会
    ●学位試験
    ●後輩指導(2年生とのコラボ実習・Student Helper)
    ●オープンキャンパスの個別相談

  • 1月~3月 成果発表

    ●講義・演習・実習
    ●大学病院での専門診療科実習
    ●ポスター発表会
    ●症例発表会
    ●専攻科修了
    ●学士(口腔保健学)取得

  • 卒業後

    ●日本歯科衛生学会などの学術集会での学会発表
    ●学術雑誌への論文投稿(希望者)

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専攻科生の1週間(一例)

・Aさん
曜日
1限専門診療科実習専門臨地(小学校)
実習の準備
症例検討会の準備講義専門診療科実習
2限講義
3限講義2年生とのコラボ実習専門診療科実習専攻研究(論文作成)専門診療科実習
4限専攻研究(文献検索)
5限専攻研究(論文作成)口腔衛生管理学
(症例検討会)
・Bさん
曜日
1限専門臨地
(社会福祉協議会)
実習(口腔ケア)
専門臨地(小学校)
実習
専門診療科実習講義専門診療科実習
2限講義
3限実習反省会専門臨地
(社会福祉協議会)
実習(歯科教室)
専門診療科実習
4限専攻研究(論文作成)次の実習準備
5限専攻研究(論文作成)専攻研究(論文作成)
・Cさん
曜日
1限専門臨地
(国立長寿医療研究センター)
実習
専門臨地
(国立長寿医療研究センター)
実習
専門臨地
(国立長寿医療研究センター)
実習
専門臨地
(国立長寿医療研究センター)
実習
専門臨地
(国立長寿医療研究センター)
実習
2限
3限
4限
5限

在学生メッセージ

「患者さんを担当する経験が、自信につながります」

大学病院で1年間患者さんを担当することで、診療の進め方や患者さんへの対応を実践的に学ぶことができます。スケーリングやTBIなどの技術も繰り返し経験でき、就職前に自信をつけることができました。

「先生方が近くで支えてくれる安心感があります」

初めての臨床には不安もありましたが、先生方が近くで見守ってくださり、気軽に相談できる環境がありました。親身なサポートのおかげで安心して経験を積むことができました。

「多彩な実習を通して視野が広がります」

小学校や幼稚園、保健センター、高齢者施設など、さまざまな場所で実習を経験できます。幅広い年代の方と関わることで、歯科衛生士の役割の広さを実感することができました。

「研究や学会発表に挑戦できます」

論文を作成し、ポスター発表や学会発表を経験できることは専攻科ならではの魅力です。自分の考えをまとめてわかりやすく伝える力が身についたと感じています。

「学士取得で将来の選択肢が広がります」

学士(口腔保健学)を取得できることも専攻科の魅力です。就職活動や進学など、将来の選択肢が広がると感じています。

「将来の目標がより明確になります」

さまざまな実習や研究活動を経験することで、自分がどのような歯科衛生士になりたいのかを考える機会が増えました。専攻科での学びを通して、将来の目標をより明確にすることができました。

卒業生メッセージ

「専攻科での学びが現在の仕事に活きています」

Mさん(愛知学院大学歯学部附属病院勤務)
歯科衛生士の資格を取得後に専攻科へ進学したことで、たくさんの学びや経験を得ることができました。
資格を取って一年目は不安なことも多かったですが、先生方が親身になってサポートしてくださる環境があり、安心して過ごすことができました。
また、論文を書き、それをポスターにして学会で発表するという貴重な経験ができるのも良い点です。
普段の授業だけではできない経験を通して、自分の考えをまとめて伝える力が身についたと感じています。
小学校や幼稚園へ保健指導に行く機会も多く、子どもたちと関わりながら歯科衛生士の役割を実感することができました。
さらに、国立長寿医療研究センターでは実際の口腔健康管理を見学・実習したり、NSTのカンファレンスに参加したりすることで、医療現場で活躍する歯科衛生士さんの姿を間近で見ることができました。
この一年間でさまざまな経験をしたことで、自分がこれから歯科衛生士としてどんなことをしていきたいのかを、一年前に比べて明確にすることができた点が、専攻科に進学して良かったところです。

「専攻科で得た学びが、キャリアの礎になっています」

Aさん(愛知学院大学歯学部附属病院勤務)
私が思う専攻科の良いところは、短大生の時にはなかった実習に参加できることです。
附属病院で1年間患者さんを受け持ち、実習を行う事によって、先生方により親密にご指導いただけるため、仲間と助け合いながらスケーリングなどの手技を磨くことができると思います。
また、幼稚園や保健センターなどで実習することにより、歯科衛生士としてメインテナンスなどだけでなく、指導の方でも知識を活かせることを学ぶことができます。
さらに、学士号が取得できることです。学士号を取得することで、就職活動の幅が広がり、様々な選択肢が増えます。

卒業後の進路

  • 臨床の現場で活躍
    大学病院/総合病院/歯科医院・歯科クリニック
  • 地域保健・行政分野で活躍
    行政機関/歯科医師会等の関係団体
  • 教育・研究分野で活躍
    大学・教育機関
  • 医療関連企業で活躍
    歯科医療機器メーカー/医療出版社
  • さらに学びを深める道
    大学編入学/大学院進学

よくある質問

1.入学・出願について

専攻科は高校を卒業してすぐに入学できますか?

いいえ。 本専攻科は歯科衛生士養成課程を修了し、歯科衛生士免許を有する方(または取得見込みの方)を対象としています。高校卒業後に直接入学することはできません。短期大学や専門学校などで歯科衛生士養成課程を修了した後に進学できます。
詳しい出願資格については入学試験要項をご確認ください。

愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科以外の学校を卒業した者でも入学できますか?

はい、入学できます。
本学以外の3年制の歯科衛生士養成課程を修了した方(修了見込みを含む)も出願できます。なお、入学年度までに歯科衛生士免許を取得していることが条件です。
詳しい出願資格については入学試験要項をご確認ください。

歯科衛生士免許を取得してから何年経っていても入学できますか?

はい、入学できます。
歯科衛生士免許取得後の経過年数による制限はありません。臨床経験のある方や、一度現場を離れた方も学ぶことができます。臨床経験を活かしながら基礎を振り返り、根拠に基づいて自身の専門性をさらに高めることができます。

働きながら専攻科に通うことはできますか?

専攻科では、月曜日から金曜日まで臨床実習などの授業が行われます。そのため、平日に仕事をしながら通学することは困難です。また、授業時間外にも授業の準備や研究活動などに取り組む必要があります。専攻科への進学を希望する場合は、学業を優先できる環境を整えることをおすすめします。
なお、歯科衛生士として就業しながら知識や技術の向上を目指したい方や、復職に向けて学び直しを希望する方は、本学歯科衛生士リカレント研修センターによる研修の受講をご検討ください。

専攻科の学生は何人くらいですか?

定員は10名です。少人数で学ぶことができます。教員との距離が近く、きめ細かな指導を受けられることが専攻科の特徴です。

専攻科入学前に準備しておくことはありますか?

専攻科では、患者さんを継続して担当する臨床実習を行うため、先輩から患者さんの引継ぎを実施します。詳細な日程は年度ごとにお知らせします。

2.学び・実習について

専攻科ではどのようなことを学びますか?

愛知学院大学歯学部附属病院口腔衛生科での年間を通した臨床実習、幼稚園・小学校・高齢者施設等での臨地実習、多職種連携教育、研究活動などを通して、口腔保健・歯科医療の知識、技能、態度を学びます。主体性を持って取り組むことで、科学的探究心と問題解決能力、生涯学習能力、自己決定能力をバランスよく身につけることができます。

臨床実習では患者さんを担当しますか?

はい、担当します。
専攻科では、附属病院に来院される患者さんを対象として歯科衛生業務を実践します。年間を通じて同じ患者さんを担当するため、継続的な歯科衛生管理や患者さんとの信頼関係の構築についても学ぶことができます。
実際の患者さんを継続して担当する経験は、卒業後の臨床現場でも大きな自信につながります。

患者さんを担当することに不安があります。大丈夫ですか?

教員だけでなく現場のスタッフからの指導を受けながら実習を行いますので安心してください。また、症例検討会や事前準備を通して歯科衛生過程に基づいた患者さんの情報収集や歯科衛生計画の立案を行いながら、段階的に実践力を身につけていきます。

専攻科ではどのくらい勉強しますか?

専攻科では、授業時間以外にも多くの学修や準備が必要です。
臨床実習や各授業では事前課題や事後課題が課されることがあります。
さらに、専攻研究では論文作成にも取り組みます。
研究を計画的に進めながら、自発的に学修に取り組むことが求められます。
これまでの学び以上に、自ら学び、調べ、考え、研究する時間が増えることが専攻科の特徴です。その分、自ら課題を発見し解決する力や、卒業後にも役立つ研究的思考力・自己決定能力を身につけることができます。

専攻科で学ぶ上で大切なことは何ですか?

専攻科では、医療従事者としての使命感と倫理観をもち、主体的に学ぶ姿勢が求められます。また、患者さんや多職種の医療従事者との関わりに加え、学生同士が協力しながら学ぶ機会も多くあるため、良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を高めるとともに、周囲と協働しながら課題解決に取り組むリーダーシップを身につけることも大切です。
さらに、臨床実習や研究活動を計画的に進めるためには、体調管理やスケジュール管理などの自己管理能力も欠かせません。こうした学びや経験を通して、口腔保健を担う専門職として社会に貢献できる力を育んでいきます。
専攻科のアドミッション・ポリシーカリキュラム・ポリシーディプロマ・ポリシーをご覧ください。

3.学生生活について

スマートフォンやタブレットだけでも学修できますか?

いいえ、できません。
専攻科では、研究活動や論文作成を行うため、パソコンが必要です。
また、数に限りがありますが、学内には専攻科生用の貸出ノートパソコンもあります。
研究や論文作成では日常的にパソコンを使用するため、自身のパソコンを準備することを推奨しています。

パソコンに詳しくなくても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。
専攻科では、Microsoft Wordによる論文作成、Excelによるデータ整理や分析、PowerPointによる発表資料作成を行いますが、授業や研究活動を通して少しずつ身につけることができます。
また、在学中は大学からMicrosoft 365の利用権が無償で提供されるため、個人所有のパソコンにもWord、Excel、PowerPoint、Teamsなどをインストールして利用することができます。Teamsは、授業に関する連絡、資料配布、課題提出、研究指導教員との情報共有などに活用しています。
パソコン操作に不安がある方でも、教員の指導を受けながら必要なスキルを習得できますので安心してください。

アルバイトはできますか?

アルバイトをしている学生もいますが、臨床実習や研究活動を優先できる範囲で行うことが望まれます。実際に学修と両立しながら専攻科生活を送っている学生もいます。

家が遠いのですが、大丈夫ですか?

専攻科では通学時間を十分に考慮して進学を検討することをおすすめします。
科目によっては、授業時間外に課題・研究を行う場合もあります。
専攻科への進学を検討する際には、通学時間や交通手段を含めて、無理なく学修や研究活動に取り組めるかを考えておくことが大切です。事前にタイムマネジメントをよく検討することで、充実した専攻科生活を送ることができます。
実際に遠方から通学している学生もいますので、不安な場合はオープンキャンパスの個別相談でご相談ください。

4.研究について

学位申請のための専攻研究の研究テーマはどのように決めますか?

研究テーマは学生自身が設定します。
まず、自分が関心をもつテーマを考え、研究内容や希望分野を踏まえて指導教員とのマッチングを行います。関連する先行研究を調べ、研究の実現可能性を検討しながら研究テーマを決定し、指導教員の助言を受けながら研究を進めます。
これまでの研究テーマには、口腔保健、予防歯科、高齢者歯科、地域保健、歯科衛生教育、多職種連携教育(IPE)、診療補助に関する研究、細胞や薬品などを用いた基礎研究などがあり、アンケート調査や実験などが行われています。

研究や論文執筆の経験がなくても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。
研究テーマの設定から研究計画の立案、データ収集、論文執筆まで、指導教員が段階的に指導しますので、安心して取り組むことができます。ただし、研究は学生自身が主体となって進めるものであり、自ら考え、調査・分析を行いながら論文を作成することが求められます。多くの学生が研究未経験からスタートし、研究発表や論文作成を経験しています。

専攻研究の成果はどのように発表しますか?

専攻科では、学生全員が専攻研究に取り組み、その成果を論文発表会およびポスター発表会で発表します。
また、研究内容によっては、在学中に学術集会で発表することもあります。
研究を行うだけでなく、研究成果を分かりやすくまとめて発表する経験を通して、論理的思考力やプレゼンテーション能力を高めることができます。

5.学位 ・ 進路 ・ 費用について

専攻科を修了すれば、自動的に学士を取得できますか?

いいえ。 専攻科を修了するだけでは学士は取得できません。
学士を取得するためには、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構への学位申請と審査(書類審査と試験)を受け、合格する必要があります。専攻科では、そのために必要な単位修得や専攻研究、論文作成などの指導を行っています。

大学院に進学できますか?

はい、進学できます。
学士(口腔保健学)を取得すると、大学院への進学が可能になります。本学短期大学部には大学院は設置されていませんが、進学を希望する場合は他大学の大学院を受験することになります。これまでには、専攻科修了後に大学院へ進学した卒業生もいます。研究をさらに深めたい方にとって、大学院進学は有力な選択肢の一つです。

専攻科修了後も研究活動を続けることはできますか?

はい、できます。
専攻科では、研究成果を卒業後に日本歯科衛生学会をはじめとする学術大会で発表することを目標としています。そのため、専攻科修了後は愛知学院大学短期大学部口腔保健総合研究所に所属し、教員のサポートを受けながら研究活動を継続し、学会発表や論文公表に取り組みます。口腔保健総合研究所は、歯科衛生学に関する研究を推進する本学の研究組織です。「研究を行う」「学会で発表する」「論文として公表する」まで継続して経験できることは、本専攻科の大きな特色の一つです。

6.相談 ・ オープンキャンパス

専攻科のことをもっと詳しく知りたいのですが?

ぜひ、オープンキャンパスにご参加ください。
オープンキャンパスでは、専攻科に関する個別相談会を実施しています。相談ブースには現役の専攻科生も参加しており、実際の授業や臨床実習、研究活動、学生生活などについて直接話を聞くことができます。
また、教員や入試担当職員も相談ブースを担当していますので、カリキュラム、入試、学士取得、進路などについても気軽にご相談いただけます。