学部紹介

教育理念・各種方針

建学の精神・教育理念

愛知学院が明治9(1876)年、宗門人教育のための曹洞宗専門学支校として創立されて以来、私立総合大学へ発展するまで一世紀以上にわたり、学院教育の中核理念として変わらなかったものが「行学一体・報恩感謝」の建学の精神です。「仏教精神、特に禅的教養を基とし『行学一体』の人格育成に努め、『報恩感謝』の生活のできる社会人を育成し、広く世の各界に寄与する」ことを教育理念としています。

「行学一体」は、曹洞宗の開祖・道元禅師の宗教体験から生まれた教えです。教育の次元で捉えると、行は「人間形成」「人間を磨くこと」、学は「真理を学ぶこと」「知識を磨くこと」を意味します。知識と人間性を別々のものとせず、心身を傾けて真に身についた学問を体得し、学識とともに人間的にも成長することを目標とする修学態度です。

「行学一体」の基礎にある仏教の中道の精神は、単なる両極の中間や中立ではありません。複雑な社会を力強く正しく生きるため、主体性を確立し、歴史的現実を客観的に見つめて正しく判断できる自己を磨き、「報恩感謝の生活のできる社会人」を育成することを目指しています。

情報化・国際化が進展する社会では、新しい知識や技術を学び、その活用を図る積極的な学習が求められます。同時に、社会・文化の変化を人々の幸せへ転換する主体は自分自身であると自覚し、使命感をもって自己形成の道を歩むことが、本学教育の原点です。

歯科衛生学科の基本的使命

建学の精神「行学一体・報恩感謝」を基に、人々から信頼される人間形成を重視した教育を基本的使命としています。

1~2年次には高い水準の教育を行い、2~3年次の臨床実習では、大学歯学部の協力のもと、歯学部附属病院で多くの歯科衛生士・歯科医師の指導を受けながら1年間の病院実習を行います。

確かな知識とエビデンスに基づく質の高い臨床能力、倫理的な事象への対処能力を育成する実践型教育プログラムを中心とし、保健・医療・福祉分野と社会の要請に貢献します。

専攻科の基本的使命

建学の精神「行学一体・報恩感謝」を基に、人々から信頼される人間形成を重視した教育を基本的使命としています。

学士教育として実践的で高度な専門教育を行い、大学歯学部の協力のもと、歯学部附属病院で歯科衛生士の資格を活かした専門的な臨床実習を実施します。

学士レベルの高度な知識、エビデンスに基づく質の高い臨床能力と探究能力、医療従事者としての使命感・倫理観を育成する実践型教育プログラムを中心とし、保健・医療・福祉分野と社会の要請に貢献します。

教育研究上の目的

短期大学部は、教育基本法、学校教育法および歯科衛生士法の規定に基づき、社会構造と歯科医療を取り巻く環境の変化に的確に対応できる能力を養い、口腔の健康の向上ならびに維持増進に寄与できる実際的な大学専門教育を授けることを目的とします。併せて、愛知学院設立の趣旨である仏教主義、特に禅的教養を身につけた人材を育成し、広く文化の発展に寄与することを使命とします。

基本方針3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

短期大学部

愛知学院大学短期大学部は、教育理念・目標を達成するため、学生に高い倫理観と豊かな人間性を求め、次の能力を適切に評価し、総合的な人間力を身につけたと判定した人に学位を授与します。

  1. 建学の精神を基に、多様な価値観を持つ人々と積極的に意思疎通できるコミュニケーション力を身につけている。
  2. 幅広い教養を身につけ、社会の課題を発見し、情報を収集して論理的に分析・思考し、解決できる。
  3. 短期大学部が求める専門分野に関する高度な知識・技能を修得している。

歯科衛生学科

所定の単位を修得し、次の能力を身につけた者に短期大学士(歯科衛生)を授与します。卒業認定者は歯科衛生士国家試験受験資格を取得できます。

  1. 医療人としての使命感と倫理観、良好な人間関係を築くコミュニケーション能力を身につけている。
  2. 幅広い教養と口腔保健の専門的知識・技能・態度を修得し、情報収集と論理的な分析・思考により課題を解決できる。
  3. 歯科医療の専門的知識・技能・態度を修得している。

専攻科

歯科衛生士養成課程の教育を基礎に、口腔保健学の高度な専門知識・技能と所定の単位を修得し、次の能力を身につけた者に修了証書を授与します。さらに、大学改革支援・学位授与機構へ論文を提出し審査に合格した者には、学位(口腔保健学士)が授与されます。

  1. 医療従事者としての使命感と倫理観、コミュニケーション能力を活かし、リーダーシップを発揮できる。
  2. 口腔保健の役割と重要性を理解し、科学的探究心、問題解決能力、生涯学習能力、自己決定能力を身につけている。
  3. 口腔保健学の研究者・教育者・臨床家に必要な能力を修得し、発展向上させることができる。

カリキュラム・ポリシー

短期大学部

卒業認定・学位授与方針(DP)の目標を達成するため、次の教育内容・方法を取り入れた授業を実施し、教育評価を行います。

教育内容

  1. 建学の精神と豊かな人間性を涵養し、社会に貢献できる医療人となるための科目を設置し、細やかな個別指導を行う。
  2. 到達目標を明確にした教育課程を体系的に編成し、学位取得に必要な知識・技能を培う。

教育方法

  1. 主体的・能動的な学修を促し、学修成果の振り返りを奨励する。
  2. コアカリキュラムにより学修時間を確保する。
  3. サポート体制を活用し、自発的に学修できる環境の充実に努める。
  4. 問題発見と他者との協働を促すため、学内外の体験学修を推奨する。

教育評価

  1. GPA制度を活用し、教育の点検・評価・改善を行う。
  2. シラバスの到達目標に応じ、学修成果を多面的に評価する。

歯科衛生学科

歯科衛生士に必要な口腔保健・歯科医療の知識、技能、態度を修得するため、次の教育を実施します。

教育内容

  1. 宗教学、心理学、歯科衛生士概論等を通して人間形成、キャリア、医療倫理を学び、多職種と協働するコミュニケーション能力を修得する。
  2. 英語、化学、生物等により国際性と科学的思考力を養う。
  3. 実習・演習により口腔保健上の問題を分析・思考・解決する能力を養い、講義により歯学の基礎・専門知識と臨床への応用力を修得する。
  4. 臨床実習で知識・技能・態度を実践に反映し、歯科衛生士としての対応能力を養う。

教育方法

  1. シラバスに到達目標、授業計画、予習・復習、評価方法を明示し、主体的な学修と振り返りを実施する。
  2. 歯科衛生士教育のモデル・コア・カリキュラムに基づき、知識・技能・態度を修得する。
  3. チューター制、ティーチングアシスタント制を活用し、自発的に学修できる環境を整える。
  4. 臨床実習で医科・歯科連携、多職種連携によるチーム医療を体験する。

教育評価

  1. GPA制度を活用し、教育の点検・評価・改善を行う。
  2. 各科目の到達目標に応じ、学修成果を多面的に評価する。

専攻科

口腔保健学士に必要な口腔保健・歯科医療の知識、技能、態度を修得するため、次の教育を実施します。

教育内容

  1. 講義・実習を通して倫理観を学び、臨床実習で多職種とのコミュニケーション能力を活かしてリーダーシップを修得する。
  2. 講義・演習、実習、関連科目を設置し、研究論文の作成を通じて科学的探究心、問題解決能力、生涯学習能力、自己決定能力を修得する。
  3. 高度な専門知識と技能を学内外で発表し、研究者・教育者・臨床家としての能力を修得する。

教育方法

  1. シラバスに到達目標、授業計画、予習・復習、評価方法を明示し、主体的な学修と振り返りを実施する。
  2. 大学改革支援・学位授与機構の規定に基づき研究論文を作成する。
  3. 専任教員の論文指導を活用し、自発的に学修できる環境を整える。
  4. 臨床実習で医科・歯科連携、多職種連携によるチーム医療と、歯科衛生士資格を活かした患者実習を行う。

教育評価

  1. GPA制度を活用し、教育の点検・評価・改善を行う。
  2. 各科目の到達目標に応じ、学修成果を多面的に評価する。

アドミッション・ポリシー

短期大学部

学力と意欲に優れた人を幅広く募り、公平かつ多様な方法で選抜する方針のもと、次の人を受け入れます。

  1. 短期大学部の建学の精神を理解できる人。
  2. 教育目標と教育内容をよく理解する人。
  3. 高等学校等での基礎的な知識・技能と、それに基づく思考力・表現力を身につけている人。
  4. 主体性をもって多様な人々と協働できる人。

歯科衛生学科

歯科衛生学を学び、資格取得への明確な意欲を持つ優れた人材を、公平かつ多様な方法で選抜します。

  1. 知を磨く意識を持ち、人として感謝できる精神を持つ人。
  2. カリキュラム・ポリシーを理解し、知識・技能・態度の修得に主体的に取り組める人。
  3. 口腔保健・歯科医療を学ぶため、自ら思考・判断・表現できる人。
  4. 主体的に多様な人々と協働しようとする人。

専攻科

口腔保健学を学び、学士取得への明確な意欲を持つ優れた人材を、公平かつ多様な方法で選抜します。

  1. 医療人としての使命感と倫理観、コミュニケーション能力を身につけている人。
  2. 豊かな教養と口腔保健の専門知識・技能・態度を修得し、問題発見・解決ができる人。
  3. 歯科医療の専門知識・技能・態度を修得し、歯科衛生士資格を有する人。

求める教員像および教員組織の編制に関する方針

愛知学院大学短期大学部は、建学の精神および教育理念を実現するため、求める教員像と教員組織の編制に関する方針を定めます。

求める教員像

  1. 建学の精神・教育理念と各学科の目的を十分に理解し、短期大学部の教育を担当するにふさわしい教育能力を備え、その向上に努める者。
  2. 優れた研究能力を備え、研究者として絶えず研鑽を積み、研究成果を社会に還元する意欲にあふれる者。
  3. 専門性を活かして地域社会に貢献しようと努める者。
  4. 短期大学組織の一員として自覚を持ち、他の教職員と協力して短期大学運営に貢献できる者。

教員組織の編制方針

  1. 短期大学設置基準等の法令に基づき、適切に教員を配置する。
  2. 年齢構成・男女比率等に配慮し、教育理念の実現にふさわしい組織を編制する。
  3. 教員の採用・昇任では透明性と公平性を確保し、公正な選考・審査を行う。
  4. 教員の資質向上を図るため、FD活動を組織的かつ多面的に実施する。